「人権の木」~命を植える、心を育てる~

 本日、校舎前の芝生に10本のミカンの苗木が加わりました。この木は、生徒たちの豊かな人権感覚を育む「人権の木」として植えられたものです。

 植樹にあたっては、1年生、2年生、特別支援学級の生徒たちが共に土に触れ、力を合わせて作業を行いました。それぞれのクラスが、1つの命を大切に扱い、協力して植える姿こそ、本校の教育目標にある「人を尊重する生徒」そのものでした。

 寄居中学校区には、400年以上の歴史を刻む「風布のみかん園」があります。厳しい冬を乗り越えて黄金色の実を結ぶ風布のミカンのように、生徒たちにも「命の尊さ」を実感し、困難に負けない、そして誰に対しても優しい「心の根」を張ってほしいと願っています。

 人権教育とは、知識を学ぶだけのものではありません。日々の生活の中で、目の前の相手を大切に思い、その命の輝きを共に守り抜く実績の積み重ねです。

 この小さな苗木が大きな実を付ける頃、生徒の心にもふるさと寄居を愛し、他者を慈しむ「思いやり」という大きな実が結実することを信じています。